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 「買い物弱者」をめぐる各界の時系列動向

※新聞記事が元になっていますが、すでに表示できないものが多いため、概要のわかるページにリンクしています。

2012年

■1月17日
佐賀県杵島郡白石町商工会が、商店の少ない地区を巡回して日用品を販売する「行商キャラバン隊」を白石町湯崎地区で始動。


■3月5日
グリーンコープ生活協同組合ふくおかが、家の近くに店がなく、日々の買い物が困難な高齢者や子育て中の母親らを対象に、県内30か所で移動販売を始める。
ふくおか経済

■3月6日
スーパー「カスミ」、EVトラックで「買い物弱者」支援、高齢化の進むつくばの団地で社会実験開始。
カスミHP PDF

■4月〜
東予や南予でスーパーマーケットを展開する今治デパート(愛媛県)は、島しょ部の大島、大三島で、交通手段を持たない人向けに移動販売車をスタート。

■5月24日
新潟県は補助金を活用した支援事業の対象を、移動販売以外に買い物代行や宅配サービスにも広げて募集する、と発表した。
新潟県HP

■6月
東京都・足立区の北東に位置する花保商店会では、地域の老人クラブ「花保睦会(はなほむつみかい)」と連携して、「買物支援サービスモデル事業」を開始。
足立区ホームページ

■6月14日
セブン−イレブン上野原四方津店(山梨県)が移動販売を開始

■6月15日
長野県下伊那郡阿南町新野の道の駅「信州新野千石平」を運営する会社「蔵」が、買い物弱者支援のため、移動販売開始
道の駅信州新野千石平 ブログ

■6月18日
大阪いずみ市民生協と河内長野市の団地自治会、市が協議し、買い物弱者支援で移動車での販売を週2回行うことに。

■7月16日
喜多方市のコープあいづが同市や奥会津の各町村への移動販売車「せいきょう便」の運行を開始。

■7月23日
セブン−イレブンが軽トラックの移動販売を増強
セブン&アイ CSRレポート

■7月下旬より
韮崎市とスーパーやまとは、小型バスで市内各地を巡り食料品などを販売する「移動バス店舗」事業を開始。
韮崎市HP

■8月7日
宮崎県商工会連合会が、諸塚村で移動販売事業の社会実験をスタート。村商工会が運営し、週に2回、巡回して主に食料・飲料品を販売する。2013年1月31日まで行い、客層や購買動向、採算性などを検証し、事業継続への支援の在り方を検討する。
みやざき県庁職員日記


■8月23日

JA南さつまが管内で移動販売車の運行を開始。高齢者など買い物が困難な「買い物弱者」支援策として巡回し食料品、日用品などを販売する。

■9月17日
東京都練馬区で買い物支援のモデル事業として、商店街と区内のNPOが協力して「手ぶらで帰宅サービス」、「送迎サービス」、「移動販売サービス」を三輪自転車で実施
練馬区HP PDF

■10月5日
福井県越前市に本社を置くAV機器製造のオリオン電機は、パソコンのインターネット機能をテレビに融合した「スマートテレビ」を開発。同時にスーパーなど展開のヤスサキと連携し、ヤスサキのネットスーパー「グルメ出前館」で買い物できるシステムを構築し、11月から本格的に運用を開始、高齢者や妊婦、未就学児を抱える主婦らの需要を見込む。
一般社団法人デジタル放送推進協会

■10月5日
飯田商工会議所が買い物弱者支援事業として行う移動販売、「しあわせ市場配達便」が5日、飯田市江戸町の元税務署跡地駐車場で初めて実施された。
南信州新聞

■10月7日
藤枝市は2012年度から、商店街や民間団体の買い物支援サービスを促す補助金制度をスタート。初年度に認定を受けたのは5団体。年金支給日に合わせて地域の個店が一斉に割り引きセールを実施したり、会員を募って宅配を受け付けたりするアイデア企画を繰り広げている。
藤枝市HP

■10月9日
佐賀県鹿島市の「道の駅鹿島」は、高齢者など買い物弱者のために、生鮮食料品や総菜を積んだ軽自動車「千菜市号」を走らせる移動販売車の巡回サービスを始めた。販売するのは、道の駅で取り扱っている地元産の野菜や果物、魚介類、総菜で、店と同じ価格で提供。

■10月9日
佐賀県鹿島市の「道の駅鹿島」は、高齢者など買い物弱者のために、生鮮食料品や総菜を積んだ軽自動車「千菜市号」を走らせる移動販売車の巡回サービスを始めた。販売するのは、道の駅で取り扱っている地元産の野菜や果物、魚介類、総菜で、店と同じ価格で提供。
道の駅鹿島ブログ

■10月23日
佐賀県唐津市の道の駅厳木で、道の駅にある商品をインターネット中継で見ながら注文し、配達してもらえるサービス『井戸端スクリーン商店 idosk』をスタート。
佐賀県HP

■10月24日
香川県が移動販売の支援に乗り出し、買物支援事業の補助金を交付した「有限会社アンザイ」及び「株式会社丸吉デパート」の2事業者が、改造したトラックで移動販売による買物支援を開始
香川県HP

■10月28日
伊那市の商店主らでつくる「伊那まちの再生やるじゃん会」が、高齢者の買い物支援に立ち上がり、10月17日には、ワゴン車に商品を積んで市街地の4地区を回る出張販売をスタートした。
伊那まちの再生やるじゃん会HP

■11月1日
伊勢市厚生地区住民でつくる「厚生地区まちづくりの会」は、地区内で買い物した商品を自宅まで宅配する共同宅配事業「厚生お助け隊」を始めた。利用者は、事前に回数券を購入し地区内の登録商店で買い物し、自宅への配達を申し出れば、お助け隊の配達員が届けてくれる。
厚生地区まちづくりの会HP

11月1日

団地唯一のスーパーが閉店した鹿児島市緑ケ丘町で高齢者ら買い物弱者を救おうと、生活必需品の移動販売がスタート。伊佐市のNPO法人クローバーの会とJAグループが団地内の駐車場に商品を並べ、販売を行う。

■11月1日
高知県大豊町は11月1日から、町商工会加盟の10店に電話注文すれば一律150円で宅配するサービスを、ヤマト運輸高知主管支店と始めた。
大豊町商工会HP

■11月7日
石川県能美市の能美市商工会女性部は鍋谷地区で、軽ワゴン車を使った移動販売車の試験販売サービスを2012年11月7日よりスタート。肉、パンなどの食料品のほか、日用品も扱う。今回の結果を基に、継続して行えるか検討する。
キャリアデザインオフィス・マイダHP内「買い物支援のまちづくり」PDF

■11月19日
大分県は過疎・高齢化が進む小規模集落で、「買い物弱者」を支援するため、既存の移動販売業者と連携した事業を新たにスタート。移動販売車の購入を県と市町村が支援する代わりに、業者が採算ベースに合わない地域にも回ってもらう。第1弾として11月19日から九重町で町内5地区を週1回、地元の業者が移動販売車で訪ねる。
大分合同新聞

■12月12日
千葉県野田市が買い物弱者対策のため、2013年1月28日から生鮮3品を中心とした食料品の移動販売事業を開始。市内3ルートに計37停留所を設置し、1停留所を1週間に2回巡回する計画。
野田市HP

■12月12日
セブンイレブン広島大朝町店(広島県北広島町新庄)が周辺地域での移動販売をスタート。買い物に困るお年寄りのニーズに応える。

■12月17日
天満屋ストアは2013年1月中旬のオープンを予定しているネットスーパー「しあわせお届け便ハピーネット」の開設にあたり、「フレッツ光」と協業。パソコンやスマートフォンでの利用に加え、テレビを使ってインターネットが利用できる「光BOX+」向けの専用サイトを構築。自宅のテレビからリモコン操作で簡単にネットスーパーを利用できる仕組みを整備。
天満屋ストアHP

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■2014.4.18 リンク集に2013年の動向を追加しました

■2013.3.22 現地・現物レポートに「都心と郊外の団地に見る、高齢化の実情」を追加しました

■2012.4.18 現地・現物レポートに「健軍商店街 らくらくお買い物システム」を追加しました

■2012.4.18 レポート「被災地の買い物を支える公共交通 復旧進む三陸鉄道」を追加しました

■2011.10.6 ライブラリ「東日本大震災 被災地 買い物支援の動きまとめ」を追加しました

■2011.1.14 コラム「心配な都会暮らし高齢者世帯」を追加しました

■2011.1.14 ライブラリ「各界の時系列動向」を追加しました

■2010.10.12 第37回国際福祉機器展H.C.R を追加しました

■2010.9.28 農林水産政策研究所 食品アクセスセミナーを追加しました

■2010.9.27 現地・現場レポートに 「こま武蔵台」を追加しました